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【ダイヤモンドとは?】
ダイヤモンドは、世界で一番有名でかつ硬い宝石として知られています。モース硬度10というモース硬度9のコランダム(ルビー・サファイア)とは比較にならないほどの硬さを持っていますが、実はへき開性という一定方向からの衝撃に弱い特性があるため、砕けてしまう事があります。
また、ダイヤモンドは純粋な炭素のみで構成された鉱物です。これは自然界のなかでも非常に珍しく、ダイヤモンドはただ一つの単一の元素で構成された宝石なのです。
【お店のサービス情報!】かんてい局上尾駅前店では、ブランデーやウィスキー、シャンパン、焼酎など、お酒、古酒をお買取しています。「何本も持っていくのは重くてタイヘン・・・」そんな時は、スタッフがお品物をご自宅まで取りに伺います!その他にも、着物、釣具、バッグ、模型やフィギュアetcホビー系など、数が多い場合はご自宅まで引き取りに伺います!また、お酒の場合は宅急便でお送り頂く、「宅配買取」も行っております。お酒の宅配買取は送料無料!ぜひかんてい局上尾駅前店をご利用ください。
ダイヤモンドについて調べていると「デビアス」という名前によく出くわすことがあります。
「デビアスってなに?」
「デビアスがダイヤモンドの9割を独占してるってホント?」
という疑問について解説いたします。
【デビアスとは?】
デビアスとは南アフリカ共和国発祥で、現在はイギリスに本社を置く企業です。
ダイヤモンド採掘の最大手であり、世界的な資源メジャーとして知られています。
同社はダイヤモンドの希少価値や地位を高めてきました。
【デビアスの歴史】
デビアス社は現在、アングロ・アメリカン社(イギリスの鉱山資源・投資会社)の子会社となっていますが、
その歴史は古く19世紀、1888年頃まで遡ります。
同年にイギリス人の「セシル・ジョン・ローズ」が南アフリカの鉱山を買収し、ダイヤモンド採掘事業を始めます。
社名の「デビアス(DE BEERS)」は鉱山の所有者であった「デ=ビア」という人物が由来となっています。
当時の南アフリカでは「鉱山革命」と呼ばれる鉱山採掘事業ブームが起きており、デビアス社もその流れの中で誕生したのです。
同社を起業したセシル・ローズはイギリスの当時の植民地首相という地位に付いていたことから、貴族や財閥との繋がりが深く、
巨額の資本を投下して鉱山開発を推し進めていきました。
南アフリカにはセシル・ローズが導入した悪名高き「グレン・グレイ法」のちの人種隔離政策(アパルトヘイト)により、現地のアフリカ系の市民たちが安価な労働力として動員されていたという歴史があります。
美しく輝くダイヤモンドにはこうした悲しい歴史が隠されています。
ライバル企業であるキンバリー鉱山と合併、ウェッセルトン、ヤーガースフォンテインなどの鉱山を買収し、19世紀末には世界のダイヤモンドの9割を独占するまでに成長します。
そのため、後年アメリカ合衆国において独占禁止法で摘発されるなど事件も起きています。
1900年頃になるとダイヤモンド鉱山がいくつも発見され、需要に対して生産過剰になりました。
世界シェア9割と言われた支配力はあっという間に4割にまで落ち込んでしまったのです。
そのころ、のちに世界最大の金生産会社「アングロ・アメリカン社」の創業するドイツ系ユダヤ人の「アーネスト・オッペンハイマー」が南西アフリカで発見されたの鉱山を取得し、「コンソリデイテッド・ダイヤモンド・マインズ社」を設立します。
彼は1926年にデビアス社の役員に就任すると「サイト」と呼ばれるダイヤモンド独占機構を作り上げます。
ずばり、デビアス社はダイヤモンドの採掘から生産、供給までを一元管理することで、その価値を守ると決めたのです。
そのために3つの団体を設立しました。それが、下記の3団体です。
・ダイヤモンド生産組合(DPA):ダイヤモンド原石の採掘を担い、生産量を調節。
・ダイヤモンド貿易会(DTC):DPAの生産したダイヤモンドをすべて買い上げ、原石の販売を行う。
・中央販売機構(CSO):ダイヤモンドの卸販売を担う。
上記の機構を「サイト」と呼びます。
DTCからダイヤモンドの原石を買い付けることができるのはデビアスから選ばれた業者のみで、それらを「サイトホルダー」とよびます。
恐ろしいことにサイトホルダーの認定基準はデビアスの一方的な評価によるものなのです。
また、日本におけるサイトホルダーは「TASAKI」だけだといわれています。
サイトホルダーになる基準等は財務状況やジュエリー業界での実績などを厳しく精査されるなど難関であり、その関門を突破し、DTCによる年10回の販売会に参加できたとしても下記の独占禁止法も真っ青なるルールに従わなくてはなりません。
・取引するダイヤモンド原石の量や品質はデビアスが決める。
・価格交渉や原石の一部交換、返品などはもってのほか。
・すべて購入するか、すべて買わないかの二択のみ。
・次回以降の販売会への参加資格はデビアスが決める。
以上から、お分かりのように参加者は実質的に購入せざるを得ない状況になっています。
このようにダイヤモンドを独占し続けていたデビアスですが、ダイヤモンドを国の基幹産業としていた、イスラエルと対立を深めていきます。
イスラエルのダイヤモンド原石の品質がデビアスのそれに匹敵するレベルになると、危機感を覚えたデビアスは1978年にイスラエル向けの原石の供給量を20%削減すると通告しました。
当然、反発したイスラエルと対立が起こりダイヤモンドは過剰供給が起こりダイヤモンド市場が大暴落してしまいました。
その後、デビアスは国際金融界を通じてイスラエルに圧力をかけ、同国は再びデビアスの下で生産を続けていくことになります。
しかし、1994年にデビアスはアメリカ合衆国において「独占禁止法」違反として摘発を受け、ゼネラルエレクトリック社とともに直接販売を禁じられ、アメリカという巨大な市場から締め出されそうになります。
現在ではアメリカとデビアスは和解に至りましたが、その和解金は2億5千万ドルという巨額の罰金となりました。
近年になるにつれ、新たな鉱山開発やロシアやイスラエルなどデビアスを介さずにダイヤモンド取引する生産地が現れ、デビアスはかつてほどの影響力を持っていませんが、現在でもサイトは存続し、世界シェアの5割弱を占めているため、今なおダイヤモンド界の雄であることに変わりはありません。
【デビアスの功績】
上記の内容だけではデビアスが恐ろしいカルテルであるという印象になるかと思いますが、今日でのダイヤモンドの価値はデビアスによるマーケティングや一元管理によって守られてきたという面あるのは否定しようがありません。
前述したオッペンハイマー会長は「ダイヤモンドの価値とは物質的な価値ではなく、手にした人の心理的な満足によって支えられている」と主張しています。
ダイヤモンドは実はルビーなどよりも採掘量が多く、供給を増やそうと思えばいくらでも可能です。
しかし、それではダイヤモンドは暴落し、今の価値を保つことは不可能でした。
ダイヤモンドの価値を守る上で、独占とはとても重要なことだったのです。
「ダイヤモンドは永遠の輝き」
このフレーズを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
じつはこのフレーズはデビアスのCMに用いられたものなのです。
他にも「婚約指輪は給料の3か月分」やエンゲージリングやマリッジリングといった習慣もデビアスが数十年かけて浸透させていったものなのです。
ダイヤモンドの品質はGIA基準の4C(カット、カラー、クラリティ、カラット)によって決まります。
この4Cという呼び名を考案し広めたのもデビアスなのです。
さらにデビアスは現在、販売部門に力を入れており、新たに3つの基準を設けています。
それが、フィア、ライフ、ブリリアンスです。
フィア:ファセットの光の屈折から生じた虹色の輝き。
ライフ:ダイヤモンドを動かしたときに生じるシンチレーションや光のバースト。
ブリリアンス:フェイスアップから見たときの反射光。
上記の3つはデビアス独自の基準となりますが、GIAのカット基準に近いともいわれており、カッティング技術の向上にも注力しているようです。
これは功績というべきか賛否が分かれていますが、デビアスは「ライトボックス」という人工ダイヤモンドのブランドをはっぴょうしています。
これまで高品質なダイヤモンドを提供してきなデビアスが安価な人工ダイヤモンドを生産販売することに強い懸念をもつ小売店も少なくありません。
カラーの人工ダイヤモンドを展開しており、1ctあたり800ドル程度で販売されているようです。
【まとめ】
長くなりましたが、デビアスの歴史や功績についてまとめました。
初めに記載した疑問についてザックリ説明してますと、
・デビアスは南アフリカ発祥のイギリスの会社。
・ダイヤモンド市場の9割を支配していた時期もあれど、現在は5割弱ほどに。
・ダイヤモンドの価値を守り続けてきた企業であり、巧みな広告戦略でエンゲージリングやマリッジリングなどを広めた。
ということになります。
以上、ジュエリーファンの皆様の参考になれば幸いです。
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上記はあくまでも参考としてお考えください。
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